ダニ対策で日干しや乾燥機で十分で布団クリーナーはいらないのではという意見について、布団クリーナーは必要です。
布団クリーナーだけでは対策が不十分ですので、効果的な布団乾燥機との組み合わせについて効果はU Pします。
そこで、ダニ対策に効果的な布団乾燥機とクリーナーについても紹介します。
<布団乾燥機>
<布団クリーナー>
また、ダニを駆除するのに専門業者に依頼することも選択肢ですね。
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ダニ駆除に布団クリーナーはいらない?
布団のダニ駆除に布団クリーナーを使っている方は多いかと思います。
布団クリーナーを使っている理由はダニを布団から吸い取ってくれるので単純明快です。
ただし、布団に生息しているダニについて理解するともっと布団クリーナーを有効に使えると思えるので、次に布団にいるダニについて説明します。
ダニ駆除に布団クリーナーはいらない?|布団の中のダニ
布団にダニが生息していると布団の中には生きているダニと死んだ状態のダニやダニのフンがあります。
死んだ状態のダニやダニのフンは動きません。外から人が布団をたたいたり、布団を畳んだりすると移動します。
生きているダニは自分で動き回ります。
ダニ駆除に布団クリーナーはいらない?|布団クリーナーの目的
布団クリーナーは結論から言うと、ダニ駆除では必要です。ただし、以下の理由から布団クリーナーだけでは不十分です。
布団クリーナーで布団の表面を吸引すると、布団の表面近くにある死んだ状態のダニやダニのフンは吸い取られます。
生きたダニは吸い取られるかもしれませんが、ダニの足には細かい毛がありダニは布団クリーナーに吸い取られたくないので、布団の繊維に絡まります。
このようにして、布団クリーナーだけでは生きているダニは吸い取られにくいのです。
ダニ駆除に布団クリーナーはいらない?|布団クリーナーのメリット・デメリット
布団のダニ退治で布団クリーナーを使うとき、いろいろな機能が付いている製品もありますが、メリットデメリットについてまとめました。
ダニ駆除に布団クリーナーはいらない?|布団クリーナーのメリット
布団のダニ駆除に布団クリーナーを使うときのメリットをまとめました。
- 掃除が簡単
- 布団の表面にあるダニ(死骸、フン)を吸い取れる
布団クリーナーで布団の表面を吸引するので掃除は簡単です。
布団表面にあるダニの死骸やフンはアレルギーなどの原因になるので、吸い取ることできれいに除去できます。
ダニ駆除に布団クリーナーはいらない?|布団クリーナーのデメリット
布団のダニ駆除に布団クリーナーを使うときのデメリットをまとめました。
- 生きたダニは吸引しにくい
- 効果が薄い機能(UV除菌、たたき)がある
- たたき機能でダニの死骸やフンをつぶしてしまう
- 布団を傷めてしまう
生きたダニは、布団の繊維に絡まって吸い取られにくいです。
布団クリーナでは、製品によってUV除菌やたたき機能があります。ダニを吸い取るという目的から、生きたダニは死滅しませんので効果は小さいです。
たたき機能を多くすると逆に死骸やフンが細かくなり、布団内に拡散してしまい逆効果です。
布団クリーナーで同じところを吸引し続けると布団の表面が傷んだり、傷んだ場所から中綿が出てしまうことがあります。
いらない訳ではない布団クリーナーのダニ駆除の対策
布団クリーナー以外にダニ駆除を行う対策について説明します。
いらない訳ではない布団クリーナーのダニ駆除の対策|ダニの死滅する条件
ダニは高温多湿を好みます。
ですので、高温多湿になる6月~9月に活動が活発になります。
そんなダニを死滅させる条件は以下の通りです。
- 温度が50℃以上
- 湿度が50~55%以下
いらない訳ではない布団クリーナーのダニ駆除の対策|ダニの死滅する条件(温度)
ダニは50℃以上にならないと死滅しないとは、結構高い温度ですね。
布団の温度を50℃くらいにするには、布団乾燥機が有効です。
いらない訳ではない布団クリーナーのダニ駆除の対策|ダニの死滅する条件(湿度)
湿度については、冬に低くなり乾燥します。冬はダニの活動が低下しますが全て死滅するわけではありません。
布団は寝ているとき利用し、寝ている人の体から汗が水蒸気として出ていくので、布団を使っている間はあまり効果はないです。
いらない訳ではない布団クリーナーのダニ駆除の対策|ダニの活動を抑える天日干し
布団の天日干しはダニの活動を抑えるのに有効です。
布団を天日干しすることで、夏は表面温度は50℃近くになります。
湿度も天日に干すことで低くなり、ダニが好まない環境になるので、天日干しは2週間に1回くらいするといいでしょう。
いらない訳ではない布団クリーナーのダニ駆除の対策|ダニ駆除の流れ
自宅で布団のダニ駆除を行うには、布団クリーナーと布団乾燥機を使い次のように行うといいでしょう。
- 布団乾燥機で布団を乾燥し、高温にする
- 布団クリーナーで布団の表面を吸い取る
布団乾燥機で生きているダニを死滅させ、布団クリーナーで死んだダニやフンを吸い取ります。
また、定期的に天日干しを行いダニが好んで布団を住みかとする環境をできるだけ作らないようにします。
どんな布団クリーナーや布団乾燥機を選べばよいか、おすすめを次に紹介します。
いらない訳ではない布団クリーナーと布団乾燥機
布団乾燥機|Panasonic FD-F06X2(ホースタイプ)
Panasonic FD-F06X2はホースから暖かい空気を送りだす布団乾燥機です。
布団乾燥機のノズルからは上下に50℃以上の温風を送るので、ダニを駆除してくれます。
ホースの長さも約100cmと長く、布団の中心に届きます。
布団乾燥以外にくつや少量の衣類も乾燥できるので便利です。
布団乾燥機|Panasonic FD-F06J7(マットタイプ)
Panasonic FD-F06J7はマットタイプの布団乾燥機です。
布団乾燥機のマットは下の写真のように掛布団は布団の下に置いて温めます。掛布団と敷布団の両方ある場合は、掛布団と敷布団に挟んで温めます。
布団乾燥機からは50℃以上の温風を送るので、ダニを駆除してくれます。
布団乾燥以外にくつやハンガーにつるした衣類も乾燥できるので便利です。
布団乾燥機|日立 HFK-VS5000(ホースタイプ)
日立 HFK-VS5000の布団乾燥機はホースから温風を送ります。
日立 HFK-VS5000はホースの先のアタッチメントがV字で角度も60度まで広がり、アタッチメントの先も伸びます。これにより、布団の奥まで温風が行き渡ります。
温風の温度は60℃です。
布団乾燥以外にくつや衣類の乾燥もできます。
布団乾燥機|三菱 AD-PS80BC(ホース&マットタイプ)
三菱 AD-PS80BCの布団乾燥機はホースから温風を送るだけでなくマットを敷いても温めます。
ホースは布団に差すだけです。マットはシングル~ダブルサイズまで対応し、すみずみまで温風が行き渡ります。
温風の温度は55℃になります。
布団乾燥以外にくつや小物衣類の乾燥もできます。
布団クリーナー|Panasonic MC-DF500G
Panasonic MC-DF500Gの布団クリーナーは紙パック式です。
紙パック式なので運転中はほこりが舞い上がりません。
Panasonic MC-DF500Gは約6000回/分の高速振動でホコリをかきあげるだけでなく、2kgの重さの布団クリーナーを布団の上でスムーズに動かすことができます。
布団クリーナー|Dyson V8 Focus Clean
Dyson V8 Focus Cleanはパワフルなハンディクリーナーで布団クリーナーとしても使えます。
布団のダニやホコリを毎分最大107,000回転のデジタルモータによるパワフルな吸引力で吸い取ります。
布団クリーナー|NewStyle RAYCOP
NewStyle RAYCOPは軽量でコードレスの布団クリーナーです。
重さは1.4kgと軽く、布団の上で扱いやすいです。
布団クリーナー|Shark CH951J
Shark CH951Jはコードレスの布団クリーナーです
髪の毛が絡みづらいブラシロールを搭載したミニモーターヘッドと強力なモーターで、布団やマットレスの汚れや髪の毛をはたきながら吸引します。
まとめ|いらない訳ではない布団クリーナー
布団クリーナーはダニ駆除やダニ対策でいらないのではないか?について説明しました。
布団クリーナーはダニを吸引するのに必要ですが、それだけでは不十分です。
布団クリーナーに加え、ダニが死滅する50℃以上の温度にする布団乾燥機と組み合わせればダニを減らすことができます。
それでも、ダニが減らない場合は専門業者に依頼するとよいでしょう。
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