洗濯機にお湯洗い機能は必要?しつこい汚れには温水機能は必要なのでおすすめ洗濯機を紹介

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洗濯機のお湯洗い機能(温水機能)が最近ついている製品が増えてきましたが、お湯洗い機能がついていると製品価格も高くなります。

しかし、しつこい汚れを落とすにはお湯洗い機能が付いた洗濯機なら、お湯洗い機能がない場合よりも良く落ちます。

お湯洗い機能が付いた洗濯機でしつこい汚れが落ちる理由は水温が高い(約40度)で皮脂汚れが落ちやすいからです。

また、洗剤も種類(弱アルカリ性、中性)があります。しつこい汚れは弱アルカリ性洗剤では40℃で良く落ちます。

しつこい汚れが落ちるお湯洗い機能付きの洗濯機は以下がおすすめです。

<縦型洗濯機>

日立 ビートウォッシュ BW-DV80H

Panasonic NA-FA12V2

<ドラム式洗濯機>

Panasonic Cuble NA-VG770L

日立 ビッグドラム BD-SX120HL

AQUA AQW-F8N

お湯洗い機能付き洗濯機が便利な利用シーン

通常の衣類を洗濯する場合はあまり必要ないかもしれませんが、ヒドイ汚れを少ない回数でキレイにしたいとか白いシャツの黄ばみを普段から予防したい場合は必要ですね。

小さいお子様のいる家庭や仕事で汚れてしまう環境(工場、飲食店など)にいる方、白いシャツを着て仕事をされる方にとって便利と思います。

ただし、後で述べますがお湯で洗濯すると早く乾くので部屋干しされる方にもメリットはあると思います。

また、お湯洗い機能と併用して使う洗剤の洗浄効果を高めるためのポイントも最後に書いています。

お湯洗い機能がない洗濯機はどうなの?

お湯洗い機能がない水だけでの洗濯で何か困ったことはあるでしょうか?普通に洗濯をできているし水だけの洗濯機がほとんどなのであまり困ったことはないかもしれません。

具体的に洗濯をしたときに次のようなことはありませんか?

  • ひどい汚れが落ちにくい
  • 白いシャツなどで黄ばみが目立つ

ひどい汚れが落ちにくい場合、最近では洗浄力が高い洗剤が出たり、つけ置き洗いでなんとかなるのではと考えます。ただし、ガンコな汚れは1回で落ちない場合もよくあります。

また、白いワイシャツの黄ばみは黄ばみ部分に原液をつけて、しばらく置いて洗濯します。しかし、なかなかキレイに落ちないことが多いので、結局、ワイシャツはクリーニングに出してしまうことが多いですね。(他にも、重曹につけたり、煮沸したお湯に入れたりしますが面倒です)

特に、2番目の白いシャツの黄ばみの原因は皮脂がついて、洗濯の時に十分、落ちきらずに残ってしまいそれが酸化して黄ばみになっていますね。

洗濯機のお湯洗い機能とは

普段の洗濯でこういった汚れが落ちたらいいですね。それを少しでも解決するため洗濯機にお湯洗い機能がつきました。

お湯洗い機能は設定した温度に洗濯機の内部で水を電気で温めることです。

設定温度は20℃から60℃の範囲です。各社・機種で設定温度が異なることがあります。

(約37℃で皮脂が溶け出しますので40℃の設定がある機種が便利です)

海外では洗濯機がキッチン横にあり、湯沸かしの蛇口からお湯を洗濯機にそのまま引いているのを聞きます。

日本もそうしたらと思いましたが、湯沸かしの蛇口からお湯をとる発想はないです。

洗濯機の取水となっている水道を湯沸かし器とつなげる工事が発生し、費用がかかってしまいます。

今後、新築の家に初めから準備できていれば新たな工事が発生しないので湯沸かしの蛇口からそのまま洗濯機にお湯を取り込むことはできます。

また、日本の洗濯機の機種がどこまでお湯を取り込むことに対して保証できているかは不明です。風呂の残り湯ぐらいのぬるま湯は大丈夫と考えますが。

お湯洗い機能付き洗濯機のメリットとデメリット

メリット

お湯洗い機能のメリットをまとめました。

  • 洗浄力が高い(ガンコな汚れが落ちやすい。)
  • 白い衣類(シャツなど)の黄ばみ予防。(ニオイも抑えられる。)
  • 乾燥時間が短い

40℃前後のお湯では洗剤の酵素が活性化されるので汚れが落ちやすくなります。また、皮脂が溶け出すのも37℃くらいなので、黄ばみの原因の皮脂がお湯に溶け出し、黄ばみ予防になります。

お湯の温度が水よりも高いので、乾燥時間は短くなります。

デメリット

お湯洗い機能のデメリットをまとめました。

  • 電気代がかかる
  • 洗濯時間がかかる
  • 色うつりする衣類はNG

洗濯機自体で水をヒーターでお湯にするので電気代はかかり、水からお湯に温めるので時間もかかります。

衣類によっては、お湯につけると色移りしてしまうので衣類のタグを見てからお湯洗いを使えるか確認が必要です。

お湯洗い機能付き洗濯機の有効な活用方法

お湯洗い機能を利用する目的として、洗浄力を高めたり、黄ばみ予防がありました。

洗濯に使用する洗剤についても少し理解するとこれらの効果を高めることにつながると思います。

洗剤の種類には、洗剤は弱アルカリ性と中性があり、中性もデリケートな衣類とそうでない衣類用に分かれます。

表にすると以下の通りです。

素材蛍光増白剤水温
弱アルカリ性綿・麻・合成繊維用あり40℃以下
中性(普通)綿・麻・合成繊維用なし40℃以下
中性(デリケート衣類)ウール・シルク・
綿・麻・合成繊維用
なし30℃以下

※蛍光増白剤は目に見えない紫外線を吸収して、目に見える青白い光(蛍光)に変えるため、見た目の白さを増す効果があります。 (出典:花王)

お湯洗い機能ではガンコな汚れがある場合や黄ばみ予防が弱アルカリを使用し、そうでない場合は中性(普通)を使用するのが良いでしょう。弱アルカリ性や中性(普通)の洗剤を利用する場合、表の水温については洗剤の注意書きには書いていませんが、お湯洗い機能の効果を発揮するため、約40℃の温度設定で洗濯するとよいでしょう。

中性(デリケート)は使用するなら30℃以下の設定ができる場合が良いですが、水洗いのデリケートコースで十分かと思います。

お湯洗い機能付き洗濯機のおすすめ紹介

温水洗浄でガンコな汚れを落としやすい、お湯洗い機能付き洗濯機のおすすめを紹介します。

日立 ビートウォッシュ BW-DV80H

Panasonic NA-FA12V2

Panasonic Cuble NA-VG770L

日立 ビッグドラム BD-SX120HL

AQUA AQW-F8N

まとめ

洗濯機にお湯洗い機能が必要かどうかを説明しました。

通常の洗濯ではあまり必要性は感じないかもしれませんが、ひどい汚れや衣類の白さを保ちたい場合は非常に有効です。

お湯洗い機能の洗濯機は多くはありませんが、メリットとデメリットを理解して、お湯洗い機能の洗濯機が必要であれば購入してみたらいかがでしょうか。

また、衣類と洗剤の組み合わせも重要で併せて理解してもらい、お湯洗い機能の効果を発揮してもらいたいと思います。

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