暑い夏の季節になりました。日ごろから日傘を利用している方も多いかと思います。
直射日光を避ける日傘を使って良い点は次の通りですね。
- 紫外線予防
- 暑さが軽減
紫外線予防は、日焼けやシミ対策に有効ですね。
暑さについては、特にここ数年、外出時に熱中症にならないように注意する必要がありますね。日傘を使うと直射日光に当たるよりも、数度は表面温度が下がるといわれています。
暑さに効果のある日傘ですが、さらに暑さを軽減したり熱中症対策のために、ハンディファンを併用してみてはどうでしょうか。
熱中症対策のために日傘とハンディファンを併用したときの効果やおすすめの日傘とハンディファンの組み合わせについても解説します。
また、日傘以外に効果のある遮熱性の帽子についても最後に紹介します。
熱中症対策グッズの効果|日傘・帽子、首を冷やすハンディファン
熱中症対策グッズ 日傘の効果|紫外線と熱
日傘の効果についてもう少し触れておきます。
日傘の色で紫外線や熱への効果が異なります。熱だけのことを考えると色は白のような明るい日傘がいいようですね。
白 | 黒 | |
紫外線 | △ | ○ |
・紫外線を遮る効果は黒より小さい ・傘の中で地面などからの照り返しが反射 | ・暗い色は光や紫外線を吸収するため、白色に比べてUVカット効果が高い | |
熱 | ○ | △ |
・白色などの明るい色は光を反射するので、熱はこもりにくい | ・黒色は熱も吸収するので熱がこもりやすい |
紫外線や熱の評価値として、遮光性と遮熱性があります。
遮光性は、UVだけでなく太陽光遮るという意味で、日傘ではほぼ100%の日傘多いです。
遮熱性は、太陽光を当てた時、試験素材での温度上昇が日傘の素材の温度上昇がどの程度抑えられるかを数値化したものです。(参考:遮熱性:アンベル公式)
2012年より、日本洋傘振興協議会で遮熱指数35%以上に対して遮熱・遮光マークが付いています。
最近では、素材の進歩によりほぼ100%に近い遮光や遮熱率30%から50%の遮熱の加工が施された日傘が出ています。遮光や遮熱加工した日傘であれば、好きな色やデザインから選べますね。
日傘には劣りますが、遮熱効果のある帽子もいいですね。
熱中症対策グッズ ハンディファンの効果
ハンディファンは携帯する扇風機です。単に風を送る機能以外に冷却した風も送ることができるハンディファンも出ています。
冷却機能のハンディファンは冷蔵庫と同じ原理(ベルチェ式)を採用しているので涼しい風があたります。しかし、ハンディファンはバッテリー式なので冷却機能の方が早く電池を使います。
ただし、モバイルバッテリーを持っていると充電できるので長く使えますね。
以下の通り、送風機能のみのハンディファンと冷却機能が付いているハンディファンの特徴をまとめました。
送風機能 | 冷却機能 | |
温度 | △ | ○ |
・外部の気温と同じ風 ・気化熱(液体が蒸発するときに周囲から奪う熱)で涼しい | ・外部の気温よりも冷やされた風 ・冷却プレートを当てると局所的に温度が下がる | |
使用時間 | ○ | △ |
長い(数時間以上) | 短い(1時間程度) |
冷却機能付きのハンディファンでも送風のみのモードがあるので、状況によって送風で十分なのが涼しい冷却機能がよいのかは選べます。
熱中症対策グッズの選び方|日傘・帽子、首を冷やすハンディファン
熱中症対策グッズ(日傘・帽子、首を冷やすハンディファン)|効果と選び方のポイント
熱中症対策のために日傘とハンディファンのそれぞれの効果は、以下の通りとなります。
- 日傘:遮光、遮熱加工したものを選ぶ
- ハンディファン:冷却機能を選ぶのがベスト(送風機能でも表面体温を下げる効果はある)
この条件に合った、日傘やハンディファンを選ぶことになります。
熱中症対策グッズ(日傘・帽子、首を冷やすハンディファン)|組合わせ
熱中症対策の日傘とハンディファンの選び方のポイントを説明しました。
実際の外出時に利用を想定してどんな日傘やハンディファンを選び、組み合わせればよいか説明しますね。ハンディファンの形状が関係しそうですね。
日傘は必ず持ち手で日傘を持ちます。そうすると残りの手でハンディファンを持つかハンディファンを持たずに風を送ってもらえるどこかに設置するかになります。
ハンディファンを持たない場合、ハンディファンはどこにあるといいでしょうか?
ハンディファンの形状として2通りあり、ネッククーラータイプか日傘に直接、設置するかとなります。
まとめるとハンディファンはこうなりますね。
- ハンディファンを手で持つ
- ハンデシファンを首にかける
- ハンデシファンを日傘に取付ける
熱中症対策グッズ(日傘・帽子、首を冷やすハンディファン)のおすすめ|日傘
cokage+
Waterfrontのcokage+は東レの「サマーシールドII」という素材を使った日傘です。遮熱率も55%以上と暑さを軽減する日傘となっています。
cokage+の生地は下の図にあるように特殊加工により三層構造になっていて、「可視光線」「紫外線」「赤外線」をブロックします。
これにより、遮光性100%、UVカット100%、UPF評価50+、遮熱性55%以上と遮光、遮熱に高い品質です。暑さは軽減されますね。
cokage+には3タイプあります。下の表の左から二段傘、三段傘、長傘です。二段傘、三段傘は折りたたみ傘で、三段傘は最もコンパクトなサイズになっています。
どれも軽く200gから300gくらいです。
また、晴雨兼用の日傘なので急な雨でも使えますね。
LIEBEN クールプラス
LIEBEN クールプラスは太陽光や太陽熱を遮断する晴雨兼用日傘です。
見た目は、普通の日傘のように見えますが遮光・遮熱マークがあるので暑い夏の熱は軽減されますね。
遮熱効果の実験で頭の温度は日傘の効果で13℃も軽減できる結果でした。日傘の色は薄い色が多いですが、内側が黒いので傘の中で影が作れますね。
色も8色あり、どれにするか迷いますよね。
ロサブラン
芦屋ロサブランの日傘は太陽光や太陽熱を遮断する晴雨兼用です。
ロサブランの日傘は遮光性が高いです。紫外線以外にブルーライトもカットできる日傘ですね。
また、遮熱性も高く夏の暑さも軽減できますね。
コンパクトな折り畳み傘なので、バッグに入れることができて持ち運びやすいです。
また、高級感のあるカラーなので見た目もクールですね。
シノワズリーモダン
シノワズリーモダン京都の日傘です。
中布で使われているウレタンコーティングされた加工で地面からの照り返しを防ぎます。
遮熱試験も行われていて、遮熱指数は57%と夏の暑さを軽減してくれます。
美しい刺繍デザインと日傘の機能が両立するので非常に落ち着いた風合いの日傘ですね。
日傘を入れておくことができる巾着袋がついてきます。日傘とおなじ刺繍が施されていてデザインもいいですね。
BICHERIE
BICHERIEの日傘は晴雨兼用です。
BICHERIEは独自の加工技術による素材で遮光性が落ちるといったことが無いです。生地そのものが遮光生地となるので、色やデザインに関わらず全て100%遮光となります。
遮熱性では、BICHERIEの日傘の生地があるばあいとない場合で7度の違いが出たので、日陰の効果で涼しさが生まれます。
傘の柄の先の部分や持ち手の部分は天然竹でできているのでおしゃれさを感じますね。
熱中症対策グッズ(日傘・帽子、首を冷やすハンディファン)のおすすめ|帽子
日傘は片手がふさがるので遮熱性の帽子はいかがでしょうか?日傘に比べると遮熱性は下がりますが、かぶるだけなので楽なのと手がふさがりませんね。
熱中症帽子グッズの帽子は遮熱性だけでなく日焼け対策にもなる遮光性にも優れています。
また、アウトドアにも使えるので便利ですね。
UVOハット
UVOハットはおしゃれなデザインで晴雨兼用です。
BICHERIE
BICHERIEのハットは種類も多く、どのタイプを選ぶか迷いますね。
コカゲル・ハット
コカゲル・ハットは小さくたためて持ち運びに便利です。
コカゲル・バケットハット
コカゲル・バケットハットはコカゲルシリーズのバケットハットです。つばが広いのが特徴ですね。
コカゲル・キャップ
コカゲル・キャップはコカゲルシリーズのキャップタイプです。スポーティで活動的に見えますね。
コカゲル・キッズ
コカゲル・キッズはコカゲルシリーズのお子様向けの帽子です。これで暑い夏もすこしは軽減されますね。
ストローハット
ストローハットは折りたためる麦わら帽子です。夏以外にも使えそうですね。
ブレードリボンハット
ブレードリボンハットはコンパクトにたたむことができます。ゴムバンド付きで小さくたためてバッグに簡単に入れられます。また、そのまま簡単に洗えます。
AURELIA MARIETTA
AURELIA MARIETTAは麦わら帽子で小さく畳むことができます。
熱中症対策グッズ(日傘・帽子、首を冷やすハンディファン)のおすすめ|ハンディファン
熱中症対策グッズ(首を冷やすハンディファン)|持つタイプ①
RYTHMの持つタイプのハンディファンの紹介です。
送風のみの機能ですが、モードが5段階あり風の強さを選べます。
また充電式なのでモバイルバッテリーはUSBから給電します。充電時間は3時間ですね。
熱中症対策グッズ(首を冷やすハンディファン)|持つタイプ②
ハンディファンU-16は卓上/ハンディタイプ/首掛/腰掛ができる4Wayタイプです。
冷却プレートによる送風口の温度は約10℃なので、日傘との併用でさらに涼しさを感じます。
重さは140gと軽く、大きさもペットボトルよりも小さいのでバッグなどにも入れやすいですね。
熱中症対策グッズ(首を冷やすハンディファン)|首掛け①
Yoitasの首掛け式(ネッククーラー)ハンディファンです。首にかけるだけなので、片手は空きますね。
風量は3段階に調整できます。送風口がレール状にあるのでので首全体にいきわたります。
重さは約250gと軽く、首に負担をかけず疲れませんね。
充電式のバッテリーなので、最長8.5時間持つので、外出中は安心ですね。
熱中症対策グッズ(首を冷やすハンディファン)|首掛け②
Lomaya NF01は首掛けタイプです。
冷却プレートが首の後ろにあたりひんやりします。そこから首の前あたりに送風口があるので、涼しい風がそこから吹き出します。
ハンディファンの中央に冷却プレートがあり、左右の送風口から涼しい風が送られてくるようになっています。
重さは300gです。首にかけても負担になりませんね。
熱中症対策グッズ(首を冷やすハンディファン)|取付け
fujinファンは日傘の柄に取り付けることができるタイプのハンディファンです。
ハンディファンを手に持つことがないので、傘をさしているいる間は楽に風を受けることができますね。
fujinファンの持ち時間は風量によりますが、最大4時間です。
重さも150gと軽量で、日傘と持つので小型のハンディファンで疲れにくいですね。
まとめ|熱中症対策グッズ(日傘・帽子、首を冷やすハンディファン)
これからの暑い夏に向けて心配な熱中症。
外出する機会も増えて、熱中症対策に日傘に加え、ハンディファンとの併用が効果的と考えます。
少しでも暑さを軽減して楽しい夏を過ごせたらもっといいですよね。
ぜひ、参考にしてください。
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