炭酸水メーカーといえばドリンクメイトかソーダストリームを思い浮かべる方が多いと思います。
今、どっちにしようか考えてていたり、自宅で炭酸水があったらいいなぁと思い浮かべている方がいれば、どんな違いがあって、自分にはどっちが向いているかに少しでも興味があれば最後まで読んでもらえると幸いです。
以下の記事では、ドリンクメイトとソーダストリームの違いやそれぞれの炭酸水メーカのおすすめの機種について解説します。
ドリンクメイトとソーダストリームの比較
ドリンクメイトとソーダストリームは人気のある炭酸水メーカーを販売していますが、利用者にとってどっちがいいのか比較します。
比較する際に、共通点や長所・短所も合わせてまとめます。
ドリンクメイトとソーダストリームの共通点
ドリンクメイトとソーダストリームの共通点として挙げられるのが以下の点です。
- ガスシリンダーを利用
- 市販のペットボトルよりゴミが減る
- 市販のペットボトルよりコスパがいい
ドリンクメイトとソーダストリームの共通点|ガスシリンダーを利用
ドリンクメイトもソーダストリームも炭酸ガスの入ったガスシリンダーを本体に装着して炭酸水を作ります。
ガスシリンダーは交換方式を取っているので、予備のガスシリンダーを購入した後に空になったガスシリンダーと交換します。
ドリンクメイトとソーダストリームの共通点|ゴミが減る
ドリンクメイトもソーダストリームもガスシリンダー方式を採用しています。ガスシリンダーは空になったガスシリンダーと購入した予備のガスシリンダーを交換するので、ゴミは出ません。
市販のペットボトルの炭酸水を購入すると飲んだ後のペットボトルはリサイクルとして捨てますので、ゴミになります。
特に炭酸水をよく飲む夏には、多くの炭酸水のペットボトルがゴミになるので、ドリンクメイトやソーダストリームで炭酸水を作る方がゴミは減りますね。
ドリンクメイトとソーダストリームの共通点|コスパが良い
ドリンクメイトもソーダストリームも初期費用以外は炭酸ガスの入ったガスシリンダーの費用です。
標準的な各機種で500mlあたりの費用を出してみました。
ドリンクメイトはシリーズ620、ソーダストリームはTERRAで計算しました。
炭酸水のペットボトル500mlの価格はスーパーなどで購入できる価格95円としました。
炭酸水メーカーを長く使うと、ランニングコストはドリンクメイトもソーダストリームも大きな差はないですね。
■シリーズ620との比較
60Lのガスシリンダーの費用だけなら、500mlで18円ですが、初期費用も考慮しました。
ドリンクメイト | 炭酸水 | |
初回 | 本体:18,568円(60L) →500mlあたり:154円 | 500mlあたり:95円 |
ガス交換1回 | ガス代:2,160円(60L) →500mlあたり:86円 | |
ガス交換2回 | ガス代:2,160円(60L) →500mlあたり:63円 |
■TERRAとの比較
60Lのガスシリンダーの費用だけなら、500mlで約17円ですが、初期費用も考慮しました。
ソーダストリーム | 炭酸水 | |
初回 | 本体:16,500円(60L) →500mlあたり:138円 | 500mlあたり:95円 |
ガス交換1回 | ガス代:2,380円(60L) →500mlあたり:79円 | |
ガス交換2回 | ガス代:2,380円(60L) →500mlあたり:59円 |
初期費用を考慮しても、ドリンクメイトもソーダストリームもガスシリンダーの交換が増えればコスパは良くなることが分かりました。
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所
ドリンクメイトとソーダストリームの長所と短所が分かるように違いを表にまとめました。
ドリンクメイト | ソーダストリーム | |
電動、手動 | ・シリーズ630以外は電源不要 | ・電動:E-TERRA, SOURCE power, SPIRIT One Touch ・手動:ART,TERRA, DUO,GAIA |
ガスの残量 | ・シリーズ630 | ー |
濃度調整 | ・DRM 1020,DRM 1021, DRM 1010,DRM 1011 以外は非対応 | E-TERRA, SOURCE power, SPIRIT One Touch 以外は対応不可 |
ガスシリンダー の種類 | ・60Lと142L ・ねじ込み式のみ | ・60Lのみ ・ねじ込み式とクイックコネクト式 |
水専用、 水以外もOK | ・水専用、水以外もOK | ・水専用 |
専用ボトル | ・1L ・850ml ・450ml | ・1L ・500ml |
掃除 | ・水洗い | ・水洗い ・DWSのみ食洗器OK |
デザイン性 | ・ドリンクメイトは各機種であまりデザインに差がない。 ・ソーダストリームはシリーズが異なればデザインも異なる。 ボトルも丸みを帯びているなど特徴がある。 | |
実店舗 | ドリンクメイトの方が実店舗数が多い |
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所|電動・手動
ドリンクメイトとソーダストリームの比較で電動か手動かの違いが出ています。
ドリンクメイトは電動の機種は1機種(シリーズ630)です。シリーズ630はコンセント対応だけでなく乾電池にも対応しているので、持ち運びが可能です。
シリーズ630以外は手動なので電源不要です。
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所|ガスの残量
ドリンクメイトのシリーズ630(DRM 1020,DRM 1021)は、電源をONにすることでガスシリンダーの残量が分かります。
表示はガス残量が100~10%まで5%刻みです。
また、ガス残量が10%をきると、アラームが鳴ります。ガス残量がなくなると、エラー表示がでます。
ガスシリンダーの残量が分かるのは便利ですね。いつ、予備を購入すればよいかの目安になりますからね。
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所|濃度調整
ドリンクメイトもソーダストリームも一部の機種以外以外は濃度調整は非対応ですね。
対応する機種について、調整の段階数は異なりますが、自分に合った濃度を探すことができますね。
- ドリンクメイト
- 6段階:DRM 1020,DRM 1021
- 4段階:DRM 1010,DRM 1011
- ソーダストリーム 3段階:E-TERRA, SOURCE power, SPIRIT One Touch
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所|水専用?水以外OK?
ドリンクメイトは水専用の機種と水以外もOKの機種があります。水専用はDRM 1014のみです。
DRM 1014以外は水以外を入れてもOKですね。
ソーダストリームは全機種が水専用となっています。
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所|専用ボトルの種類
ドリンクメイトは、標準セットについている1L以外に、850mlと450mlが別売りで購入できます。
ソーダストリームはサイスでは1Lと500mlの2種類です。
デザイン性がよい1Lのガラス用カラフェやストラップ付でジムなど外にも持っていける500mlのマイボトルなどがあります。
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所|掃除
ドリンクメイトとソーダストリームの本体は濡れたところを柔らかい布でふき取るだけです。
ボトルは水洗いでOKです。
ソーダストリームのDWSボトルのみ、食洗器対応の素材でできています。
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所|デザイン性
デザインは人の好みによるのでどちらかが良いという訳ではないですが、ドリンクメイトはシンプルです。
一方、ソーダストリームはデザインが良いと感じました。部屋のインテリアとしても目引きますね。
ドリンクメイトとソーダストリームの長所・短所|実店舗
ドリンクメイトとソーダストリームの実店舗の数について、ドリンクメイトの方が多いです。
これは、予備のガスシリンダーを急ぎで交換したい場合、ネットで注文すると時間がかかると感じる人は実店舗を利用する方が良いでしょう。
ドリンクメイトとソーダストリームの各取扱店舗情報について参考として記載しておきます。
ドリンクメイトとソーダストリームの製品紹介
ドリンクメイトまたはソーダストリームの各製品でどれが自分にピッタリかかんたんに診断できる表をまとめてみましたので、ご活用ください。
質問に対する選択肢を選んでもらい、多く選んだ選択肢に該当する機種が表の一番下にあります。
■ドリンクメイト
質問 | 選択肢 | |||||
水専用がいい | 水専用 | 水以外も 飲みたい | ||||
142Lの 大容量ガス が必要 | 60Lのみ | 142L 必要 | 60Lのみ | |||
ガス残量が 知りたい | ガス 表示 不要 | ガス 表示要 | ガス 表示 不要 | |||
142Lの 大容量ガス が必要 | 60L のみ | 142L 必要 | 60L のみ | |||
濃度調整 が必要 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | |
機種 | DRM 1014 | DRM 1003 DRM 1004 | DRM 1020 DRM 1021 | DRM 1005 DRM 1006 | DRM 1010 DRM 1011 | DRM 1001 DRM 1002 DRM 1012 DRM 1013 |
■ソーダストリーム(電動式)
質問 | 選択肢 | ||
クイック コネクト対応 | 対応 | 非対応 | |
ラグジュアリーな デザインが好き | 好き | 好き | ー |
機種 | E-TERRA | SOURCE Power | SPIRIT One Touch |
■ソーダストリーム(手動式)
質問 | 選択肢 | |||
ガラス製 カラフェを 使いたい | 対応 | なし | ||
レバータイプ が好き | ー | 好き | ー | |
価格重視 | ー | ー | 最安価格 モデル | ー |
機種 | DUO | ART | GAIA | TERRA |
ドリンクメイト DRM 1014
ドリンクメイトのDRM1014は水専用の炭酸水メーカーです。水以外のジュースやお酒を専用ボトルに入れることはできません。
価格は最も安いのが特徴です。
炭酸水だけを楽しみたい方におすすめです。
サイズ | 230mm×135mm×425mm |
重量 | 1.7kg |
対応シリンダー | 60L |
炭酸濃度調整 | なし |
色 | 白 |
ドリンクメイト DRM 1003/1004
ドリンクメイトのDRM 1003, DRM 1004は大容量の炭酸水が作れます。
炭酸水は水のみ対応です。
通常は60Lのガスシリンダーですが、142Lのガスシリンダーにも対応できます。
サイズ | 236mm×135mm×429mm |
重量 | 1.6kg |
対応シリンダー | 60L、142L |
炭酸濃度調整 | ー |
色 | 白、黒 |
ドリンクメイト DRM 1020/1021
ドリンクメイトのDRM1020、DRM 1021は水以外もOKの炭酸水メーカーです。ジュースやお酒に炭酸を入れて作ることができます。
炭酸濃度も6段階調整可能で、自分の好みの炭酸の強さを探せそうですね。
コンセントまたは乾電池でガスシリンダーの残量表示ができます。
また、ガスシリンダーは142Lのマグナムにも対応しているので、コスパはさらに良くなりますね。
サイズ | 230mm×135mm×425mm |
重量 | 2.45kg |
対応シリンダー | 60L、142L |
炭酸濃度調整 | 6段階 |
色 | 白、黒 |
ドリンクメイト DRM 1005/1006
ドリンクメイトのDRM 1005, DRM 1006は大容量の炭酸水が作れます。
通常は60Lのガスシリンダーですが、142Lのガスシリンダーにも対応できます。
142L対応なので、さらにコスパは良くなりますよ。
サイズ | 211mm×171mm×429mm |
重量 | 1.6kg |
対応シリンダー | 60L、142L |
炭酸濃度調整 | ー |
色 | 白、黒 |
ドリンクメイト DRM 1010/1011
ドリンクメイトのシリーズ620(DRM1010, DRM 1011)はドリンクメイトの人気商品です。
水以外のジュースやお酒にも対応しています。お子様は炭酸ジュースを飲んだり、大人はカクテルなど楽しむことができますね。
炭酸の強さも4段階調整できるので、自分に合った濃さを探せますね。
サイズ | 230mm×135mm×425mm |
重量 | 2kg |
対応シリンダー | 60L |
炭酸濃度調整 | 4段階 |
色 | 白、黒 |
ドリンクメイト DRM 1001/1002
ドリンクメイトのDRM 1001, DRM 1002は水以外のドリンクにも対応しています。
あまり場所を取らない機種です。
色は白か赤です。
サイズ | 206mm×129mm×411mm |
重量 | 1.2kg |
対応シリンダー | 60L |
炭酸濃度調整 | ー |
色 | 白、赤 |
ドリンクメイト DRM 1012/1013
ドリンクメイトのシリーズ601(DRM1012, DRM 1013)はシリーズ620の炭酸濃度調整がない商品です。
とてもシンプルなデザインで余分なものをそぎ落として、いいですね。
その分、価格も低くなっています。
サイズ | 230mm×135mm×425mm |
重量 | 1.7kg |
対応シリンダー | 60L |
炭酸濃度調整 | なし |
色 | 白、黒 |
ソーダストリーム(電動式)SOURCE Power
ソーダストリームのSOURCE Powerは電動式です。
本体前面のスイッチを1回押すだけで簡単に炭酸を注入できます。水を入れたボトルは斜めから差込んで押し込めて設置できます。
炭酸濃度は3段階で選択できます。
サイズ | 124mm×233mm×423mm |
重量 | 約1.5kg |
対応シリンダー | ねじ込み式(60L) |
炭酸濃度調整 | 3段階 |
対応ボトル | DWSボトル、ヒューズボトル(1L、0.5L)、 マイボトル(0.5L)、専用ボトル(1L) |
色 | 白、黒 |
ソーダストリーム(電動式)E-TERRA
ソーダストリームのE-TERRAは電動式です。
ワンタッチでボトル着脱ができる「スナップ・ロック機能」やガスシリンダーもねじ込まずに装着できるクイックコネクト式を採用。
また、本体は丸いボタンをプッシュするだけのシンプルな操作なので簡単です。
炭酸濃度は3段階で選択できます。
サイズ | 130mm×196mm×427mm |
重量 | 約1.5kg |
対応シリンダー | クイックコネクト式(60L) |
炭酸濃度調整 | 3段階 |
対応ボトル | DWSボトル、ヒューズボトル(1L、0.5L)、 マイボトル(0.5L)、専用ボトル(1L) |
色 | 白、黒 |
ソーダストリーム(電動式)SPIRIT One Touch
ソーダストリームのSPIRIT One Touchは電動式です。
ワンタッチでボトル着脱ができる「スナップ・ロック機能」や本体は丸いボタンをプッシュするだけのシンプルな操作なので簡単です。
炭酸濃度は3段階で選択できます。
サイズ | 130mm×185mm×420mm |
重量 | 約1.5kg |
対応シリンダー | ねじ込み式(60L) |
炭酸濃度調整 | 3段階 |
対応ボトル | DWSボトル、ヒューズボトル(1L、0.5L)、 マイボトル(0.5L)、専用ボトル(1L) |
色 | 白、黒 |
ソーダストリーム(手動式)DUO
ソーダストリームのDUOは手動式です。
外出時に持ち運びも可能なプラスチック製ボトルとに加え、ガラス製カラフェも使えます。
世界最大のデザイン賞のひとつでもある「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞しました。
ガスシリンダーはねじ込まずに装着できるクイックコネクト式を採用。
サイズ | 160mm×275mm×437mm |
重量 | 約2.7kg |
対応シリンダー | クイックコネクト式(60L) |
炭酸濃度調整 | ー |
対応ボトル | ・DWS 1L ボトル -満水容量1L、適正容量840ml ・グランドカラフェ -ガラス製、満水容量1L、適正容量840ml |
色 | 白、黒 |
ソーダストリーム(手動式)ART
ソーダストリームのARTは手動式です。
レバー式で操作するモデルで、デザイン性も優れています。
ワンタッチでボトル着脱ができる「スナップ・ロック機能」やガスシリンダーもねじ込まずに装着できるクイックコネクト式を採用。
また、本体は丸いボタンをプッシュするだけのシンプルな操作なので簡単です。
サイズ | 155mm×245mm×425mm |
重量 | 約1.7kg |
対応シリンダー | クイックコネクト式(60L) |
炭酸濃度調整 | ー |
対応ボトル | ・DWSボトル(1L)、ヒューズボトル(1L、0.5L)、 マイボトル(0.5L)、専用ボトル(1L) |
色 | 白、黒 |
ソーダストリーム(手動式)GAIA
ソーダストリームのGAIAは手動式です。
スリムで置き場所を取りませんね。
ワンタッチでボトル着脱ができる「スナップ・ロック機能」やガスシリンダーもねじ込まずに装着できるクイックコネクト式を採用。
また、本体は丸いボタンをプッシュするだけのシンプルな操作なので簡単です。
サイズ | 135mm×217mm×430mm |
重量 | 約1.1kg |
対応シリンダー | クイックコネクト式(60L) |
炭酸濃度調整 | ー |
対応ボトル | ・DWSボトル(1L)、ヒューズボトル(1L、0.5L)、 マイボトル(0.5L)、専用ボトル(1L) |
色 | 白、黒 |
ソーダストリーム(手動式)TERA
ソーダストリームのTERAは手動式です。
タイリッシュなマット感のあるデザインで赤、白、黒のカラーから選べます。
ワンタッチでボトル着脱ができる「スナップ・ロック機能」やガスシリンダーもねじ込まずに装着できるクイックコネクト式を採用。
また、本体は丸いボタンをプッシュするだけのシンプルな操作なので簡単です。
サイズ | 135mm×195mm×425mm |
重量 | 約1.3kg |
対応シリンダー | クイックコネクト式(60L) |
炭酸濃度調整 | ー |
対応ボトル | ・DWSボトル(1L)、ヒューズボトル(1L、0.5L)、 マイボトル(0.5L)、専用ボトル(1L) |
色 | 赤、白、黒 |
まとめ|ドリンクメイトとソーダストリームの違い
炭酸水メーカーで人気のドリンクメイトとソーダストリームの違いについて調査し、説明しました。
それぞれ、種類も多くあり、どれにしょうか迷いますが、機能性、操作性、デザイン性など細かな特徴がありました。
どれが自分に合うか簡単な診断もつけましたので、詳細な製品の概要と照らし合わせて自分にピッタリの商品を見つけてください。
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