夏と言えば暑いですよね。
暑い夏でも外出やお出かけする場合、最近は日傘を必ず手にしていると思います。
夏のまぶしい日差しの下で、日焼けをしたくないという方もいるかと考えます。
日焼け防止の紫外線防止のUV効果だけでなく夏の暑さからも日傘は防いでくれます。
本記事では体感温度がぐっと下がる日傘のおすすめを紹介します。
さらに、同時に使うと涼しく感じるグッズも最後に紹介します。
日傘による体感温度の下がり方
日傘による体感温度|実験①
日傘を使うことで日傘を使わないときよりも体感温度は違います。
どの程度違うのか、実験結果があります。2021年7月に川崎市が実施した結果です。
日傘の外側および内側における温度の測定実験です。
下のサーモグラフィで左が日傘をさしていて右が日傘をさしていません。
日傘があると人の頭頂部(頭のてっぺん)の温度は26.9℃です。
日傘がないと人の頭頂部は42.0℃と人の体温を上回っています。
その差は15.1℃と日傘による体感温度差は一目瞭然ですね。
日傘あり | 日傘なし | 温度差 |
26.9℃ | 42.0℃ | 15.1℃ |
日傘による体感温度|実験②
別の実験では日傘といってもメーカーなどの違いで効果が異なることがあります。
実験は2018年8月に埼玉県で実施されました。
下のサーモグラフィは左と右で2つの日傘があります。
日傘(右)の外側および内側における温度が48〜50℃程度であるのに対して、日傘(左)では38〜40℃程度となり、日傘(右)に比べて輻射熱が10℃程度軽減されました。
これは、日傘によって下がる温度に違いがあることが分かります。
体感温度が下がる日傘の色や素材
日傘の色はどんな色が体感温度が下がりやすいのでしょうか?
デザイン的には薄い色が夏にはピッタリな気がします。薄い色の方が涼しさを感じますね。
日傘の色が黒と白で性質や効果をまとめました。
黒 | 白 | |
性質 | 日光を吸収 | 日光を反射 |
照り返し | 優れている | 普通レベル |
紫外線カット | 良い | 普通 |
紫外線をカットするのは黒が優れています。白は日光を反射してくれます。
日光は反射するよりも、吸収する方が紫外線をカットしてくれるので紫外線には黒がよいということですね。
黒が優れているということですが、黒以外の色の日傘も差したいですよね。
そこで、紫外線をカットしたり熱をこもらせないような新素材で作られた日傘が出てきました。
例えば、日傘の外の色は黒以外で内側は黒といったようにです。
では、おすすめの日傘について紹介します。
体感温度が下がるおすすめの日傘
体感温度が下がるおすすめの日傘|cokage+
Waterfrontのcokage+は東レの「サマーシールドII」という素材を使った日傘です。遮熱率も55%以上と暑さを軽減する日傘となっています。
cokage+の生地は下の図にあるように特殊加工により三層構造になっていて、「可視光線」「紫外線」「赤外線」をブロックします。
これにより、遮光性100%、UVカット100%、UPF評価50+、遮熱性55%以上と遮光、遮熱に高い品質です。暑さは軽減されますね。
日傘の外側の色も濃い色から薄い色まで選べます。
体感温度が下がるおすすめの日傘|LIEBEN クールプラス
LIEBEN クールプラスは太陽光や太陽熱を遮断する晴雨兼用日傘です。
見た目は、普通の日傘のように見えますが遮光・遮熱マークがあるので暑い夏の熱は軽減されますね。
2012年より、日本洋傘振興協議会で遮熱指数35%以上に対して遮熱・遮光マークが付いています。
遮熱効果の実験で頭の温度は日傘の効果で13℃も軽減できる結果でした。日傘の色は薄い色が多いですが、内側が黒いので傘の中で影が作れますね。
体感温度が下がるおすすめの日傘|ロサブラン
芦屋ロサブランの日傘は太陽光や太陽熱を遮断する晴雨兼用です。
ロサブランの日傘は遮光性が高いです。紫外線以外にブルーライトもカットできる日傘ですね。
また、遮熱性も高く夏の暑さも軽減できますね。
体感温度が下がるおすすめの日傘|シノワズリーモダン
シノワズリーモダン京都の日傘です。
日傘の中布で使われているウレタンコーティングされた加工で地面からの照り返しを防ぎます。
遮熱試験も行われていて、遮熱指数は57%と夏の暑さを軽減してくれます。
ウレタンコーティングされた素材により、20℃も差があるので涼しいですね。
美しい刺繍デザインと日傘の機能が両立するので非常に落ち着いた風合いの日傘ですね。
体感温度が下がるおすすめの日傘|BICHERIE
BICHERIEの日傘は晴雨兼用です。
BICHERIEは独自の加工技術による素材で遮光性が落ちるといったことが無いです。生地そのものが遮光生地となるので、色やデザインに関わらず全て100%遮光となります。
BICHERIEの遮光生地は一般のUV生地と比べると厚みがあります。
しかしこの厚みが優れた遮熱性となり、日傘の中にいると建物の陰や木陰にいるような涼しさを生み出します。
遮熱性では、BICHERIEの日傘の生地があるばあいとない場合で7度の違いが出たので、日陰の効果で涼しさが生まれます。
傘の柄の先の部分や持ち手の部分は天然竹でできているのでおしゃれさを感じますね。
日傘と組合わせる体感温度を下げるおすすめグッズ
日傘と組み合わせてさらに涼しく感じるグッズも紹介します。
ハンディファンとネッククーラーです。
ハンディファンを風を受けて涼しく感じます。最近は冷却プレートが付いたさらに涼しく感じるハンディファンも出ています。
ネッククーラーは冷凍庫で凍らせて首にかけて首回りを冷やします。
日傘と組合わせる体感温度を下げるおすすめグッズ|ハンディファン
フランフランのフレ ハンディファンは人気があります。風量が大きく口コミでも涼しいといった良い評判です。
ハンディファンU16は冷却プレートについたハンディファンです。冷却プレート部分を皮膚にあてるとひんやりして気持ちいいですね。
日傘と組合わせる体感温度を下げるおすすめグッズ|ネッククーラー
ネッククーラーは首にかけます。あらかじめ冷凍庫で冷やしているのでひんやり気持ちいいですね。
まとめ|体感温度が下がるおすすめの日傘
夏に日傘を使うと体感温度が下がりますね。
実験結果から、日傘が体を日光や熱から守ってくれていると感じました。
そういったおすすめの日傘や一緒に使うと便利なグッズも紹介しました。
夏の暑さを少しでも軽減できるよう遮熱用日傘について検討してもらえると助かります。
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